授乳室を設けるクリニックが増えています

 

 

最近ではクリニックにも授乳室を設ける事例が増えて来ています。

当事務所では、リラックスして授乳できる雰囲気の良い授乳室づくりを心がけています。

そんなに広く確保する必要はなく、タタミ一畳ほどのスペースがあれば機能します。

 

 

 

 

ポイントは「授乳椅子」「棚・フック」「荷置きカゴ」「おむつ替えシート」「ゴミ箱」の準備でしょうか。

「授乳椅子」は、授乳の際に疲れないように、腕を置くアームが付いている製品を選ぶとよりよいです。

 

 

 

「おむつ替えシート」は既製品を設置できるよいのですが、スペースをとる上、割と高額な製品のため、安価な市販のベビーベッドを置くことも有効な手段です。

少し広めに確保して、時期によっては、インフルエンザなどの感染症の患者様の待合として流用するという方法も考えられます。

この場合、トイレを授乳スペースとして使用できるように設えておくことが重要です。

室名にも気を付ける必要があります。

「授乳室」という名称の部屋は、基本的に女性用で男子禁制のイメージを与えてしまうようです。

最近ではパパがおむつ替えやミルクをあげたりするケースも増えて来ているので、

例えば「ベビー室」など、男女分け隔てなく入りやすい名称とした方がよいようです。