医療・福祉の空間に「遊び心」を加えてみませんか
クリニック病院福祉施設調剤薬局・柔整・鍼灸・その他
当事務所では、上記のように医療・福祉施設の空間に「遊び心」を導入することをお勧めしています。
しかしながら医療・福祉施設においては、「遊び心」の前に、基本的な要素として『誠実さ』や『真摯さ』が不可欠であると考えております。
従いまして「遊びすぎないこと」がとても重要であると考えています。
下記のクリニック待合には、キッズスペースの周辺をツリー型にしつらえています。
幹部分の丸太を中心に、子供たちがグルっと回ることのできる空間としています。
丸太には円形状にベンチを設け、保護者が座って見守ることができるスペースも併せて設けています。
キッズスペースは境界を曲線としながら床を一段下げているので、衝立などを設けることなく自然に境い目を形成しています。衝立などがないため、ベンチからも子供たちの様子をよくうかがうことができます。
また床が下がっていることで、なんとなく落ち着いた雰囲気を感じさせます。
床にはコルク材を採用しており、赤ちゃんfがハイハイすることも想定しています。
また冬には、コルク床の範囲に敷設した床暖房が、ホンノリ子供たちを温めてくれます。
奇をてらうのではなく、機能性を持たせつつ、遊び心を加えていくデザインをお勧めしています。