健診センター
鉄骨造2建て
検診センターの建替計画です。
設計コンセプトを考えるにあたり、検診センターにおける検査結果は千差万別で、同じ結果が2つとない個人情報の集積地である、ということに注視しました。
そこから「個性」「ランダム性」「有機性」というベースとなるキーワードを決めていきました。
外観デザインは、ガラス幅をあえて揃えず、ランダムなレイアウトとしています。
またところどころにセラミック製のリブを入れ、フラットで画一的に感じさせないよう意図しています。
ガラス幅をランダムにしたり、玄関ドアやキャノピーに木を用いたり、セラミックリブを採用することで、無機質な施設然としたイメージを払拭し、”人を診る“ という、有機的な用途の建物であることを表現しています。